4W-ABS | マツダの4輪ABSの呼称。 |
Dバーンエンジン |
マツダ車に採用されている希釈燃焼エンジンの名称。 排気ガスの一部(最大約20%)を燃焼室内に再循環させることで、吸入行程におけるエネルギーロスを低減、燃費を向上させると同時にCO2やNOxを大幅に削減する。 |
EC-AT |
マツダの電子制御AT。 マニュアル感覚でも扱えるホールドモードを初めて採用したことで知られる。 |
MAGMA |
「マツダの全方向衝撃吸収構造ボディ」の意味で、MAZDA Geometric Motion Absorption を略したもの。 前後方向からの衝撃を吸収するクラッシャブルゾーンと、クロスメンバー、ピラー、ルーフなどのH形構造を組み合わせたトリプルH形構造のキャビンを採用、堅牢で乗員の安全性を確保するボディを追及している。 |
SSサスペンション | コーナリング時に、後輪がトーインをキープする設定になっているマツダのサスペンション。 |
雨水コントロールドアミラー | ドアミラーのカバー部にガター(溝)を設けて走行風を横に流し、水滴が鏡面に付着しにくくしたミラー。マツダ車が採用。 |
エアロボード |
マツダのスポーツカーに装着されている空気の整流板。 シート裏に設置されていて、これを立てるとオープン走行時にも車内への空気の流れ込みが防止でき、雨が降っていても車内に降り込みにくい。 |
シートアンダー・インパクトボックス | 側面衝突時にリアドアが車室内に変形して侵入しないよう、フロア部分に設けられた丈夫な構造材。マツダの一部車種が採用。 |
スロープコントロール機能つき電子制御AT |
スロープコントロール機能は、マツダの電子制御ATに採用されているシフトコントロール。 上り坂では不必要なシフトアップを抑え、下り坂では適切なシフトダウンを行うよう電子制御される。 |
ソーラーベンチレーションシステム |
マツダが開発した太陽電池による車室内換気装置。 ガラスサンルーフに組み込んだ太陽電池で発電して換気用ファンを回し、トランクルーム内の空気を排出して、炎天下での駐車時の室内温度の上昇を防ぐのが主な役目。 外気温度が低い場合は太陽電池で発生した電気を車載バッテリーに充電し、バッテリーコンディションを整える働きもするほか、通常の車内換気システムとしても作動する。 |
電子制御ヨーレート感応型4WSシステム |
さまざまな走行条件で、操縦性と安定性を高めるために開発されたマツダの4WSシステム。 車速のほかに、前輪の操舵角量や操舵速度、ヨーレート(車が左右に向きを変える動きの速度)、路面の摩擦係数などに応じて後輪の操舵角を補正する。 |
頭部保護機能つきSRSサイドエアバッグ |
マツダが初めて採用した前席用のサイドエアバッグ。 側面衝突時に頭部がサイドウインドウやセンターピラーに当たって大きなダメージを受けるのを防止する。エアバッグはシートに内蔵されており、作動時には頭部を受けとめるべく上下方向に大きく展開するのが特徴。 |
ハイレフコート |
マツダが採用している高品位塗装。 表面が滑らかでツヤが深く、傷がつきにくいという硬質被膜を形成させたもの。 |
パワープラントフレーム |
マツダがRX−7やロードスターに採用している補助フレーム。 エンジンおよびトランスミッションとファイナルドライブユニットをアルミ製のパワープラントフレームで連結、パワートレインの剛性を高めてダイレクトな操作感を追及している。 |
ホールドモード |
ATの自動変速機能を停止させ、特定のギアに固定してしまう機構。 下り坂でのエンジンブレーキの利きの確保や、スポーティ走行に有効。マツダが初めて採用し、同種のメカは後に各社のATに積極的に採用されている。 |
ミラーサイクルエンジン |
吸気バルブを閉じるタイミングを遅らせて、コンプレッサーによって大量の空気をシリンダー内に導き入れ、低圧縮比で高い効率を発揮するエンジン。 国産車ではマツダのミレーニア搭載の3Lエンジンに採用されている。 エンジンのトルクは吸入空気量によって決まるので、通常のエンジンよりトルクが大きく燃費の向上、排気ガスのクリーン化の面で優れている。 |